コンゴ民主共和国における火山噴火被害に対する国際緊急援助 - 供与物資の引渡し -

2021.07.07

コンゴ民主共和国東部の北キブ州におけるニーラゴンゴ火山噴火被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

コンゴ民主共和国に対し供与する緊急援助物資は、6月19日に北キブ州都ゴマへ到着しました。それを受けて7月6日、首都キンシャサにて、コンゴ民主共和国側からムティンガ社会問題・人道支援・国家連帯大臣が、日本側から在コンゴ民主共和国日本大使館南臨時代理大使、JICAコンゴ民主共和国事務所柴田所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、ムティンガ大臣より、有数な活火山保有国でもある日本の連帯と迅速な支援に対し、深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は、火山噴火により家屋を失ったゴマ周辺の地域住民の避難所の拡充に活用される旨が述べられました。南臨時代理大使より同協力が被災者のニーズに応え、生活基盤の整備に資することを希望する旨伝えられ、JICA柴田所長からは火山噴火被害からの一日も早い復興と日本の専門性を生かした今後の協力を模索していく旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以上

【画像】

引渡式にて、三者署名する様子

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