マダガスカル共和国におけるサイクロン「バツィライ」により発生した洪水被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2022.03.17

マダガスカル国におけるサイクロン被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

マダガスカル国に対し供与する緊急援助物資は、3月2、5、7、9、12、16日にアンタナナリボへ到着しました。3月15日15時(現地時間)よりマダガスカル国家防災庁にて、マダガスカル側からラマウリマシ・ピエール・ホルダー内務・地方分権化大臣及びアンジアンカザ・エラック・オリヴィエ国家防災庁長官が、日本側から 樋口義広駐マダガスカル大使 、杉本巨JICAマダガスカル事務所次長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、ラマウリマシ内務・地方分権化大臣より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は3月20日には早速、サイクロンバツィライ及びエムナティにより甚大な被害を受けた地域、並びに、その後断続的に被害を受けているマダガスカル南東部の被災地に配送を開始する旨が述べられました。これに対し、樋口大使より度重なるサイクロンによる被害が一日も早く収まることを希望し、日本は常にマダガスカルと共にある旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以 上

受領証署名の様子

国家防災庁長官から祈念品を受け取る杉本次長

供与物資の前に並ぶ関係者

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