アフガニスタン東部における地震被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2022.06.27

アフガニスタン東部における地震被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国にて活動する国際赤十字・赤新月社連盟(以下IFRC)に引き渡されました。

IFRCを通じて被災者へ供与する緊急援助物資は、6月26日にカブールへ到着しました。翌27日9時(現地時間)よりオンラインにて、IFRC側からネセファー・ムハンディ氏(駐アフガニスタン代表)、ラード・アル・ハディド氏(アフガニスタン事務所オペレーションマネージャー)が、日本側から岡田隆駐アフガニスタン大使、天田聖JICAアフガニスタン事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、ムハンディ駐アフガニスタン代表より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は甚大な被害を受けたホースト州及びパクティカ州の被災地へ向けて輸送中であること、できる限り早急に被災者へ配布する旨が述べられました。これに対し、岡田大使より今回の地震に対する哀悼の意、被害が一日も早く収まることを希望する旨、発言がありました。また、天田所長より今回の被災地で支援にあたる方々に対する敬意を表するとともに、今回の物資が被災者の抱える困難を緩和する助けとなることを願うとの発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、IFRC及びアフガニスタン赤新月社により被災者に届けられます。

オンライン引渡式の様子

供与物資を運搬用トラックへ運び込む関係者

カブールに到着した供与物資

以 上

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