ジャマイカにおけるハリケーン・ベリルによる被害に対する緊急援助-供与物資の引渡し-

2024.07.16

ジャマイカにおけるハリケーン・ベリルによる被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

同国に対し供与する緊急援助物資は、7月15 日(月)に首都キングストンへ到着しました。同日17時(現地時間)より首相官邸にて、ジャマイカ側からカミナ・ジョンソン=スミス外務・貿易大臣、デスモンド・マッケンジー地方政府・開発大臣、ドナ・モリス・ディクソン情報大臣、リチャード・トムソン災害準備・緊急管理局長らが、日本側から渥美恭弘 駐ジャマイカ日本国大使、河崎充良 JICAジャマイカ支所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、渥美大使よりJJ(Japan Jamaica)パートナーシップ60周年の節目にジャマイカを支援できることを光栄に思うとともに、今回のハリケーン被害が一日も早く収まることを希望する旨が述べられました。
これに対し、マッケンジー地方政府・開発大臣、ジョンソン=スミス外務・貿易大臣より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、両国の物理的な距離を越えて日本の支援が届いたことを嬉しく思うとともに、これらの緊急援助物資は被災した数千名の生活に役立てられる旨、述べられました。さらに、今回のハリケーンに際してJICAが実施した無償資金協力「緊急通信体制改善計画」(2024年4月引渡し)によるデジタル無線通信システムが発災時の迅速かつ的確な情報伝達に非常に役立った旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

到着した援助物資

引渡式の様子

引渡し署名交換(左からマッケンジー大臣、ディクソン大臣、ジョンソン=スミス大臣、河崎支所長、渥美大使)

援助物資を囲む出席者

以上

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