キューバ共和国におけるハリケーン・ラファエルによる被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-
2024.11.27
2024.11.27
キューバ共和国のハリケーン・ラファエルによる被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。
キューバ共和国に対し供与する緊急援助物資は、11月25日に首都ハバナに到着しました。同日17時30分(現地時間)よりホセ・マルティ国際空港にて、キューバ側からデボラ・リバス外国貿易・外国投資省次官が、日本側から中村和人駐キューバ日本国大使、葦田竜也JICA キューバ事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。
引渡式では、中村大使より過去2017、2022年等のハリケーン被害における日本による支援実績にも触れつつ、今回の物資供与が一日も早い復興の一助となるよう、またキューバ国民はその力があると確信している旨の発言がありました。葦田所長からは、被災された方々に対するお見舞いの言葉と共に、今回の支援物資が速やかに被災者の皆様に届けられるよう引き続き支援を行っていく旨が述べられました。これに対し、リバス次官からは、日本政府と国民に対して深い感謝の意が示されるとともに、この支援は真に人道的であり、両国を繋ぐ特別な関係を表している事、供与物資は今後速やかに甚大な被害を受けたアルテミサ県の被災者に配布していく旨が述べられました。
供与物資及び両国国旗の前に立つ中村大使、リバス次官、葦田所長
(右から2、3、4番目)
授受証に署名後握手する葦田所長(左)とリバス次官(右)
以上
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