アフガニスタン東部における地震被害に対する国際緊急援助－供与物資の引渡し－
2025.09.05
８月３１日にアフガニスタン東部で発生した地震による被害に対して、国際協力機構（JICA）は、９月３日に緊急援助物資の供与を決定しました。供与物資は同５日に首都カブールに到着、国際赤十字・赤新月者連盟（IFRC）に引き渡されました。
緊急援助物資は、テント、毛布、スリーピングパッド、ポリタンクの４品目からなり、首都カブールには現地時間５日朝６時過ぎに到着しました。引渡式は同日８時、IFRC事務所において、黒宮貴義 駐 アフガニスタン 大使、IFRCジョー・シンハル代表臨席のもと実施されました。
席上、ジョー・シンハル代表は、日本の迅速な支援に対し深い感謝の意を表するとともに、到着した物資を可及的速やかに被災者の用に供したいとのべました。同席したアフガニスタン赤新月社代表からは、日本は災害時、いちはやく支援を表明し、迅速に物資を届けてくれる信頼できるパートナーである、との発言がありました。黒宮大使は、被災者に対するお見舞いの意を述べるとともに、現場で救援活動を行う関係者への敬意が表され、一日も早い復旧・復興を願っていると発言しました。
緊急援助物資は、IFRCを通じて甚大な被害を受けた東部地域に輸送され、被災者に配布されることとなっています。
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