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ジャマイカにおけるハリケーン・メリッサによる被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2025.11.07

ジャマイカ南西部におけるハリケーン・メリッサ被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

ジャマイカ国に対し供与する緊急援助物資は、11月5日にキングストンへ到着しました。同日16時半(現地時間)よりノーマン・マンリー国際空港にて、ジャマイカ側からデスモンド・マッケンジー地方政府・コミュニティ開発大臣、シーラ・シーティ・モンティス外務事務次官が、日本側から渥美恭弘駐ジャマイカ日本国大使、中川淳史JICAジャマイカ支所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、マッケンジー大臣より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は被災した多くの人々の生活・復興に役立てられる旨が述べられました。また、JICAが実施した無償資金協力「緊急通信体制改善計画」(2024年4月引渡し)によるデジタル無線通信システムが発災時の迅速かつ的確な情報伝達に非常に役立った旨、発言がありました。渥美大使からは、災害時のみならず復旧・復興の段階においても日本はジャマイカの人々に寄り添うこと、また今回の支援物資が有意義に役立てられることを期待する旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

ノーマン・マンリー空港に到着した支援物資

引渡式(左からマッケンジー大臣、渥美大使、モンティス次官)

被災状況(セント・エリザベス県ブラックリバー)

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