北岡理事長がパレスチナのアッバース大統領と会談

2019.10.24

北岡伸一JICA理事長は、10月23日、マフムード・アッバース・パレスチナ大統領と都内で会談しました。

冒頭、アッバース大統領からパレスチナ自治区におけるJICAの協力に対する感謝の言葉が述べられ、さらに、信頼できるパートナーとして、今後も日本との関係強化を図っていきたいとの発言がありました。両者は、日本独自の取組である「平和と繁栄の回廊」構想(*1)および「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合」(Conference on cooperation among East Asian countries for Palestinian Development: CEAPAD)(*2)等を通じた協力の推進、および今後の二国間協力の進め方などについて意見交換を行いました。

会談後の様子、アッバース大統領(右から3番目)と北岡理事長

JICAは、引き続き、「平和と繁栄の回廊」構想の実現を含め、パレスチナ自治区の経済・社会基盤の発展に貢献すべく協力を行っていきます。

(*1)
日本、パレスチナ、イスラエル、ヨルダンの4者による地域協力によりヨルダン渓谷の社会経済開発を進め、パレスチナの経済的自立及び関係者間の信頼醸成を促す中長期的取組

(*2)
「二国家解決」による和平実現に向けて、東アジア諸国のリソースや経済発展の知見を動員しパレスチナの国づくりを支援すべく、2013年2月に我が国が立ち上げた地域協力枠組

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