北岡理事長が大洋州7か国の在京大使と会談(オンライン)

2020.09.03

北岡伸一JICA理事長は、8月31日、大洋州7か国の在京大使とオンラインで会談しました。今回会談を行なったのは、ミクロネシアのフリッツ特命全権大使、フィジーのマタイトガ特命全権大使、マーシャルのキジナー特命全権大使、パラオのマツタロウ特命全権大使、サモアのシラ特命全権大使、トンガのマンギシ特命全権大使、パプアニューギニアのヤボン臨時代理大使です。

冒頭、北岡理事長から、2020年秋に予定している大洋州各国からの長期研修員の受け入れについて、滞りなく進められるよう準備していることを紹介しました。続いて、コロナ禍により経済的・財政的な影響を受けている大洋州各国の現状、大洋州各国における入国制限の緩和の見通しや感染防止と観光業の再開を両立させる可能性とその方策について、意見交換が行われました。各国大使からは、大洋州地域の脆弱な医療体制を強化するため、感染症対策を含む保健医療分野のインフラ整備や人材育成に関するJICAとの協力に期待する旨が述べられました。各国大使と理事長は、withコロナの時代において、経済対策や感染症対策に共に取り組んでいく必要性を確認しました。

大洋州7か国の在京大使と北岡理事長(中段左)

JICAは、今後も引き続き、コロナ危機で打撃を受けている大洋州各国に対して、医療保健分野を含めた多面的な協力を展開し、島嶼国が抱える脆弱性の克服に向けた協力を行なっていきます。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ