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北岡理事長がラオスオリンピック・パラリンピック委員会のセンドゥアン・ラーチャンタブン会長と会談

2021.08.03

北岡伸一JICA理事長は、7月26日、ラオス人民民主共和国オリンピック・パラリンピック委員会のセンドゥアン・ラーチャンタブン会長とJICA本部において会談しました。JICAは、海外協力隊派遣や草の根技術協力を通じて、ラオスにおけるスポーツ選手の育成に関わっており、これらの協力で指導を受けた5名の選手が、ラオス代表として東京オリンピック・パラリンピックに出場することになりました。

北岡理事長(左)とセンドゥアン会長(右)

冒頭、北岡理事長から、ラオスはJICAが1965年に世界で最初に協力隊を派遣した国で、昨年55周年を迎え、ラオスと日本の相互理解の促進に大きく貢献していること、また、センドゥアン会長が昨年まで教育・スポーツ大臣として、長年に亘って教育、スポーツ、障害者教育の分野の発展に尽力され、JICAの活動にも協力いただいたことについて感謝の言葉を述べました。

これに対して、センドゥアン会長は、JICAによる教育・スポーツを含むラオスの経済社会開発へのこれまでの貢献に対し謝意を示すとともに、継続的な協力に対する期待が述べられました。

さらに北岡理事長から、JICAは、法整備支援や、留学生事業、JICAチェアの取り組みを通じた日本の近代化や海外での開発協力で蓄積した経験を活かした協力を推進していることを紹介し、ラオスの国づくりや人材育成について意見交換が行われました。

JICAは、今後も引き続き両国間の信頼関係の構築を重視しながら、人材育成などの事業を通じて、ラオスの社会経済の発展に貢献していきます。

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