北岡理事長がパラグアイのアセベド外務大臣と会談
2021.11.29
北岡伸一JICA理事長は、11月22日、パラグアイ共和国のエウクリデス・アセベド外務大臣とJICA本部で会談しました。
冒頭、北岡理事長は2019年のパラグアイ訪問時に授与された国家功労勲章(大十字勲章)に改めて謝意を表し、移住や経済協力を通じた日本とパラグアイの強い信頼関係に言及して大臣の来日を歓迎しました。
北岡理事長(左)とアセベド大臣
これに対して、アセベド大臣から、パラグアイにおけるこれまでのJICAの協力に対する感謝の言葉とともに、経済・技術面だけでなく、障害者への支援など人道支援を含む包括的な事業展開を行うJICAの取組みについて発言がありました。
北岡理事長は、国立アスンシオン大学で実施中の日本の開発経験を共有する「JICAチェア」(JICA日本研究講座設立支援事業)、科学技術分野における長期研修員の受入、移住地において日系移民が運営する診療所に対するコロナ禍における助成などのJICAの協力を紹介し、アセベド大臣は両国のさらなる協力の拡大を期待すると応じました。
なお、会談の後、アセベド大臣はパラグアイで活動した元海外協力隊員10名と面会しました。
JICAは、今後もインフラ整備を含む社会経済開発、人材育成や技術協力などを通じて、パラグアイの持続的発展へ貢献していきます。
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