田中理事長がモンゴルのジャブフラン大蔵大臣と会談

2023.02.15

田中明彦JICA理事長は、2月13日、モンゴルのジャブフラン大蔵大臣とJICA本部で会談しました。

冒頭、田中理事長は、不確実性の高まる国際情勢の中でジャブフラン大臣がリーダーシップを発揮し、モンゴルの財政・経済政策を力強く推し進めていることへの敬意を表し、大臣の来日を歓迎しました。

これに対してジャブフラン大臣は、JICAの30年にわたるモンゴルへの協力に対する感謝を示し、両国関係の益々の発展に期待すると述べました。また、コロナ禍の厳しい環境下において日本が供与した円借款「新型コロナウイルス危機対応緊急支援借款」(2020年10月貸付契約調印)により、モンゴルと日本の関係が一層緊密になったと強調しました。

田中理事長(左)とジャブフラン大臣

田中理事長とジャブフラン大臣は、モンゴルのマクロ経済の現状と今後の見通し、今後の協力の方向性について意見を交わしました。ジャブフラン大臣から、円借款「中小企業育成・環境保全ツーステップローン事業フェーズ1・2」(2006年・2010年貸付契約調印)や無償資金協力「人材育成奨学計画」(2001年~)などの協力がモンゴルの経済成長や人材育成に貢献しているとの言及がありました。また、日本とモンゴルの経済協力をより互恵的にしていきたいとの提案に田中理事長も賛同し、両国関係の発展についてさらに話し合いました。

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