インドネシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名: 2035年に向けた自動車産業振興のロードマップの実効性向上に貢献
#8 働きがいも経済成長も

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう

2021.12.01
2021.12.01
国際協力機構(JICA)は、12月1日、ジャカルタにて、インドネシア共和国政府との間で、技術協力「自動車産業開発プロジェクト」(開発計画調査型技術協力)に関する討議議事録(Record of Discussions:R/D)に署名しました。
本案件は、インドネシアの自動車産業・裾野産業を対象に、同国政府が2018年に発表した「2035年の自動車産業振興ロードマップ」で提起されているアクションプランの実効性を向上させるため、デジタル技術の活用促進、企業による調査・研究及びデザイン(R&D&D)促進等についてパイロット活動を実施し、同ロードマップのアクションプランの具体化を支援するものです。日本政府の国別開発協力方針の重点分野「国際競争力の向上に向けた支援」に貢献する事業であり、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール8、9に貢献します。
署名の様子
署名の様子
案件の詳細は以下の通りです。
国名 | インドネシア共和国 |
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案件名 | 自動車産業開発プロジェクト |
実施予定期間 | 3年 |
実施機関 | 工業省 |
対象地域 | ジャカルタ首都圏及びその近郊 |
具体的事業内容(予定) | 下記3つの分野に焦点を当て実施予定。 1.自動車裾野産業の生産自動化促進・デジタル化による生産性向上 2.研究開発及びデザイン(R&D&D)を促進する税制インセンティブ制度の改善策の策定 3.自動車・自動車部品の輸出振興戦略策定 |
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