パラグアイ向け無償資金贈与契約の締結： 給水システムの整備を通じ、生活環境の改善に貢献
#6 安全な水とトイレを世界中に
#13 気候変動に具体的な対策を
国際協力機構（JICA）は、2022年11月14日、パラグアイ共和国の首都アスンシオンにて、同国政府との間で「ビジャ・アジェス市における給水システム改善計画」を対象として19億3,600万円を限度とする無償資金協力の贈与契約（Grant Agreement: G/A）を締結しました。
本事業は、パラグアイの首都アスンシオン市の北西約30㎞に位置する人口約50,000人のビジャ・アジェス市において、浄水場、導送配水管の整備及び気候変動に対応した取水施設の建設を行うことにより、給水能力の増強を図り、同市における水供給の安定化と市民の生活環境の向上を目指すものです。本事業を通じて、SDGs（持続可能な開発目標）ゴール6（安全な水とトイレを世界中に）、ゴール13「気候変動に具体的な対策を）に貢献します。
署名式の様子
案件の詳細は以下のとおりです。
【案件基礎情報】
| 国名 | パラグアイ共和国 |
|---|---|
| 案件名 | ビジャ・アジェス市における給水システム改善計画（The Project for the Improvement of the Water Supply System in Villa Hayes City） |
| 実施予定期間 | 43ヵ月（詳細設計・入札期間含む） |
| 実施機関 | 公共事業・通信省上下水道局 |
| 対象地域・施設 | プレシデンテ・アジェス県ビジャ・アジェス市 |
| 具体的事業内容 （予定） |
①施設整備および建設/機材調達 【施設】取水施設、浄水施設、導水管、送水管、配水管、SCADAシステム ②コンサルティング・サービス 詳細設計、入札補助、施工監理等 |
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