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ASEAN地域向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名: 日ASEAN協力を通じた⾃由、公正かつ安全なサイバー空間の構築に向けて

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2023.02.21

国際協力機構(JICA)は、2月17日、バンコクにおいて、タイ王国政府との間で、技術協力プロジェクト「サイバーセキュリティとデジタルトラストサービスに関する日ASEAN能力向上プログラム強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

デジタル化の進展に伴い、サイバーセキュリティのリスクが甚大化する中、日本はASEAN事務局及びタイ政府と協力し、2018年から日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(ASEAN-Japan Cybersecurity Capacity Building Centre。以下「AJCCBC」)を通じて、ASEAN全体のサイバーセキュリティ人材を育成してきました。

署名式の様子

本案件はASEAN事務局との技術協力協定のもとで行う技術協力プロジェクトの第一号です。AJCCBCで提供する研修の内容をさらに充実させ、ASEAN地域全体のサイバーセキュリティ対応能力向上に貢献することを目指します。本案件を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

【案件基礎情報】
国名 ASEAN地域
案件名 サイバーセキュリティとデジタルトラストサービスに関する日ASEAN能力向上プログラム強化プロジェクト
実施予定期間 48ヵ月
実施機関 タイ王国 国家サイバーセキュリティ局(National Cyber Security Agency)
対象地域 ASEAN共同体加盟国
具体的事業内容
(予定)
AJCCBCにおけるサイバーセキュリティトレーニング及び若年層向けサイバーセキュリティ人材開発プログラムの拡大、第三者機関協力によるセミナー等の開催と共に、同機関の情報収集・分析能力の強化をもって、ASEAN地域のサイバーセキュリティ対応能力の強化を図るもの。

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