田中理事長がラテンアメリカ・カリブ海諸国21か国の外交団と会談

2023.04.19

田中明彦JICA理事長は、4月12日、ラテンアメリカ・カリブ海諸国21か国の在京大使等と会談しました。
今回の会談は、現在東京に常駐している中南米21か国の外交団によって構成されるGroup of Latin America and the Caribbean(GRULAC)の呼び掛けで行われたものです。

会談では、各国大使からは、異なる特色をもつラテンアメリカ・カリブ地域全体への多様な協力関係や、言語的・地域的共通項を生かした三角協力の重要性が示されました。さらに、太平洋同盟、中米統合機構(SICA)、カリブ共同体(CARICOM)、米州開発銀行(IDB)、ラテンアメリカ開発銀行(CAF)などの域内機関との連携も含めた協力の検討、そして、再生可能エネルギーや水素エネルギー、海洋プラスティック等、域内共通の開発課題への取り組みへの期待が示されました。

また、各国大使からは、長年にわたって様々な協力を行ってきた日本やJICAへ高い信頼が示されたほか、日本の経験や技術をより一層生かした新たな協力への期待が寄せられ、JICA・各国大使ともに、JICAがラテンアメリカ・カリブ地域の開発において重要なパートナーであることを再確認しました。

会談に参加したJICA田中理事長は、同地域の日系コミュニティの存在にも触れ、地域と日本を繋ぐ架け橋として貢献してきたことへの敬意を示しました。

JICAは、今後もラテンアメリカ・カリブ地域各国と緊密に連携しながら、各国・地域の開発課題の解決に貢献していきます。

(参考)
今回の会談には、Group of Latin America and the Caribbean(GRULAC)の代表幹事であるアレクサンダー・サラス・アラヤ在京コスタリカ大使をはじめ、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、キューバ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ及びベネズエラの在京大使等が出席しました。

会談の様子

会談の様子

全体写真

全体写真

JICA田中理事長

JICA田中理事長

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