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サモア向け無償資金協力贈与契約の締結:サモア国立大学保健科学学部の教育実習棟の建設と関連資機材の整備により保健医療人材の育成強化に貢献

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2024.02.13

国際協力機構(JICA)は、2月12日、サモア独立国の首都アピアにて、同国政府との間で「サモア国立大学保健科学学部施設整備計画」を対象として24億100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、アピアに位置するサモア国立大学の保健科学学部において、医師及び看護師の養成プログラムを実施する教育実習棟の建設と関連資機材の整備を行うことで、保健医療分野における教育の質の向上を図るものです。本事業により、サモアの保健医療人材育成の強化が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール3(すべての人に健康と福祉を)及び4(質の高い教育をみんなに)に貢献します。

署名式の様子

署名式の様子

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 サモア独立国
案件名 サモア国立大学保健科学学部施設整備計画(The Project for the Improvement of Facilities at the Faculty of Health Science, National University of Samoa)
供与限度額 24億100万円
実施予定期間 45ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 サモア国立大学
対象地域・施設 サモア国立大学 保健科学学部 教育実習棟
具体的事業内容(予定) ① 施設整備/機材調達
【施設】保健科学学部教育実習棟(総延床面積約3,550 m2 ※発電機棟35㎡を含む)(教員事務室、司書事務室、講義室、シミュレーション室、図書館、セミナー室、医学実験室、講堂等)
【機材】実験・実習用機材(出産シミュレーター4点、フィジカルアセスメントモデル、患者モニター、超音波診断装置(出産)等)、教育用機材(AVシステム(固定カメラ、プロジェクター、スクリーン含む)等)

② コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、機材及び施設維持管理等にかかる技術指導

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