ウクライナ向け無償資金協力贈与契約の締結:緊急復旧と官民連携の促進に資する資機材を供与(緊急復旧計画フェーズ3)

#7 エネルギーをみんなに。
そしてクリーンに
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#16 平和と公正をすべての人に
SDGs

2024.02.19

国際協力機構(JICA)は2月19日にウクライナ国政府との間で「緊急復旧計画(フェーズ3)」を対象として158億円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

JICAは、2023年3月と4月にG/Aを締結した無償資金協力「緊急復旧計画」 (224億4,000万円)及び「緊急復旧計画(フェーズ2)」(530億7,200万円)等を通じ、ロシア軍の侵略により厳しい生活を強いられるウクライナの人々を支援してきました。

署名式の様子

署名式の様子

本事業は、同国の緊急復旧ニーズに対応するため追加支援を実施するものです。電力・エネルギー、運輸・交通、地雷・不発弾対策、官民連携の分野において緊急復旧に必要な資機材等を調達することにより、ウクライナの緊急復旧及び経済復興を促進します。

本事業は、SDGsゴール7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)、ゴール11(住み続けられるまちづくりを)、ゴール16(平和と公正をすべての人に)等に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 ウクライナ国
案件名 緊急復旧計画(フェーズ3)(The Programme for Emergency Recovery(Phase 3))
供与限度額 158億円
実施予定期間 24ヵ月(入札期間含む)(治安情勢により変動の可能性有)
実施機関 地方・国土・インフラ発展省、復興庁、エネルギー省、非常事態庁、保健省、地方自治体等
対象地域 全土
具体的事業内容(予定) ① 機材調達
電力・エネルギー設備及び関連設備復旧用資機材、地雷・爆発物処理機材、運輸・交通インフラ復旧資機材、遠隔医療及び精神的リハビリ用資機材、及び前述資機材の関連装備品等

② コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、整備する施設、機材等の運転・維持管理等にかかる技術指導等

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