ウガンダ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:アフリカ域内の上下水道関係者の能力開発に向けた研修ハブ化のための支援

#6 安全な水とトイレを世界中に
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.07.10

国際協力機構(JICA)は、7月9日、ウガンダ共和国の首都カンパラにて、同国政府との間で、技術協力プロジェクト「上下水道地域研修拠点能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

サブサハラ・アフリカではSDGs 目標達成に向けた取り組みのもと、国全体での安全な水へのアクセス率は改善してきました。しかし多くの国の都市部では、給水施設の整備が急速な人口増加に追い付かず、その結果、給水量や給水時間に制約が生じ、サービスの質や顧客満足度の低下を招き、ひいては、水道料金の徴収不足や水道事業体の経営の悪化が共通の課題となっています。

署名式の様子

署名式の様子

ウガンダの国家上下水道公社(NWSC)は1990年代から長期戦略に基づく改革を推進し、事業改善を実現・継続し、その経験を活かして、国内外の外部顧客に対し研修事業等を通じたサービスを提供することで、NWSCの収益構造と事業運営の強化を実現し 、南南協力や地域間パートナーシップの促進に寄与しています。これはJICAの目指す、アフリカ域内の水道事業体の学び合いや連携を通じたアフリカ域内の水道セクターへの貢献という方向性と合致しています。今後、JICA事業の重要な連携パートナーとしてNWSCと協働していくことは、アフリカ域内の水道事業体や水道セクターの長期的な能力強化・成長促進の観点からも重要です。

本事業は、ウガンダにおいて上下水道サービスを提供するNWSCの研修計画策定能力や技能向上を通じて、研修事業の基盤強化を図り、これらを通じて収益構造の多角化を推進します。そして、NWSCが研修プロバイダーとして、アフリカ域内の上下水道関係者の能力開発ハブとなることを目指すものです。この協力により、SDGsゴール6(安全な水とトイレを世界中に)及びゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)に貢献します。 

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 ウガンダ共和国
案件名 上下水道地域研修拠点能力強化プロジェクト
実施予定期間 36ヵ月
実施機関 国家上下水道公社(National Water and Sewerage Corporation、NWSC)  
対象地域 カンパラ市
具体的事業内容(予定) ・アフリカ域内の水道事業体向け研修のニーズ調査の実施、同研修にかかる研修実施戦略及びビジネスプランの策定と実施、及び実施後のレビュー
・国内向け研修の見直し・更新・実施。研修実施に必要となる情報システムの評価・改善策の検討
・「第3回サブサハラ・アフリカ水道事業体幹部フォーラム」を含む、アフリカ域内における水道事業体及び研修プロバイダー向けイベントの開催

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