令和7年度(2025年度)予算概算要求について
2024.08.30
独立行政法人国際協力機構(JICA)は、「信頼で世界をつなぐ」のビジョンのもと、人間の安全保障と質の高い成長の実現を目指して、地球規模のさまざまな課題への取り組みを行っています。2024年6月21日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2024(骨太方針2024)」などを踏まえた令和7年度(2025年度)予算概算要求内容は以下のとおりです。
JICA運営費交付金及び施設整備補助金については、152,122百万円(令和6年度当初予算比+4,000百万円)を計上しています。外務省概算要求における柱に沿って、以下を重点施策としています。
・法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化
・新たな時代における国際協力の実施
・新たな時代における経済外交の実施
・情報戦時代への取組の強化
うち、運営費交付金150,463百万円(同+3,050百万円)、JICA保有施設の補修費として施設整備費補助金1,659百万円(同+950百万円)を計上しています。
令和7年度予算の概算要求における事業規模は、23,100億円(令和6年度当初計画比+300億円)を計上しています。「(1)新興国・途上国における「質の高い成長」支援」、「(2)持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)に向けたグローバルな課題への対応」を重点的に取り組む施策としています。
注1)JICA運営費交付金及び施設整備費補助金並びに無償資金協力の予算概算要求は外務省が行うことになっており、8月30日、外務省は財務省に対し、同運営費交付金などを含む令和7年度概算要求書を提出しました。外務省の予算概算要求の基本方針については、外務省ウェブサイトをご覧ください。
注2)JICA有償資金協力の予算概算要求については、8月30日、JICAより財務省に対し、令和7年度概算要求書を提出しました。
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