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パレスチナ向け無償資金協力贈与契約の締結:消防機材の整備を通じて災害リスクの軽減に貢献

#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs

2024.09.26

国際協力機構(JICA)は、9月26日、パレスチナ自治区のラマッラ市にて、パレスチナ自治政府との間で、「西岸地区における消防機材整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

署名式の様子

署名式の様子

事業概要は以下の通りです。

・案件名
西岸地区における消防機材整備計画
The Project for the Improvement of Fire Equipment in the West Bank

・国名(対象地域)
パレスチナ自治区(ジェニン県、ラマッラ・アル=ビーレ県及びトゥルカレム県)

・事業目的
本事業は、西岸地区の3県において、消防機材等を整備することにより、消火及び救助活動能力の向上を図り、もって行政の質の向上及び災害リスクの軽減に寄与するもの。

・事業内容
① 機材等整備
水槽付消防車(3,000L、ダブルキャビン)14台(搭載資機材を含む)

② コンサルティング・サービス及びソフトコンポーネント
詳細設計、入札補助、調達監理に加え、ソフトコンポーネントでは①安全性を確保しながら、個々の隊員および単隊による消防・救助資機材の操作要領の習熟度を高めるとともに、②複数の消防署・部隊間における連携した消火・救助活動能力の向上に係る技術支援を行う。

・供与限度額
12億800万円

・実施予定期間
29ヵ月(詳細設計・入札期間含む)。
機材供用開始時(2027年2月を予定)を以て事業完成とする。

・実施機関
内務庁消防・災害救急局

・SDGs達成への貢献
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)

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