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フィジー共和国向け円借款貸付契約の調印:事前防災投資・防災主流化と災害発生後の速やかな復旧の実現に貢献

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2024.10.11

国際協力機構(JICA)は、10月11日、フィジー国の首都スバにて、同国政府との間で、「災害復旧スタンドバイ借款事業(フェーズ2)」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。事業概要は以下の通りです。

署名式の様子

案件概要

・案件名
災害復旧スタンドバイ借款(フェーズ2)
Stand-by Loan for Disaster Recovery and Rehabilitation Phase 2

・国名(対象地域)
フィジー共和国(全土)

・事業目的
本事業は、災害リスクの高いフィジーにおいて、事前防災投資・防災主流化に係る政策アクションの実施を促進するとともに、災害発生後の復旧時に一時的に増大する資金ニーズに備えることにより、災害発生後の迅速な復旧を図り、もってフィジーの持続的な成長に寄与するもの。

・事業内容
JICAはフィジー政府が事前防災投資・防災主流化に係る政策アクションを実施することを半年毎に確認し、また、当国の自然災害宣言が発令される事態となり、借入人からの貸付実行請求がある場合に、速やかに貸付実行を行う。

・借款金額(上限)
50億円

・金利
0.40% 

・償還期間
40年(うち据置10年)

・調達条件
一般アンタイド

・実施機関
財務省 

・SDGs達成への貢献
ゴール 3(すべての人に健康と福祉を)
ゴール 11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール 13(気候変動に具体的な対策を )

・今後の事業実施スケジュール(予定)
(1)事業の完成予定時期: 供与限度額の全額貸付またはスタンドバイ期間の終了
(2)本事業において、コンサルティング雇用及び本体工事に係る国際競争入札は行われません。

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