ラオス向け無償資金協力贈与契約の締結：ビエンチャン国際空港の整備を通し、国内の産業基盤・周辺国との連結性強化に貢献
#8 働きがいも経済成長も
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
2024.10.31
国際協力機構（JICA）は、10月30日、ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャン市にて、同国政府との間で、「ビエンチャン国際空港整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約（Grant Agreement: G/A）を締結しました。
署名式の様子
事業概要は以下のとおりです。
・案件名
ビエンチャン国際空港整備計画
The Project for Improvement of Vientiane International Airport
・国名（対象地域）
ラオス人民民主共和国
（ビエンチャン市）
・事業目的
本事業は、ビエンチャン国際空港において、旅客ターミナルビルの拡張並びに誘導路及びエプロンの補修等を行うことにより、同空港の効率性及び安全性の向上を図り、もって当国の産業基盤強化に寄与するもの。
・事業内容
1. 施設、機材等の内容：【施設】国際線旅客ターミナルビル拡張、誘導路改修（A誘導路、T誘導路）、エプロン補修（1Aエリア）等、総延床面積約64,200m2、航空灯火システム及び電気設備の改修、手荷物搬送設備追加等
2. コンサルティング・サービス／ソフトコンポーネントの内容：詳細設計、入札補助、施工・調達監理、施設及び設備維持管理等に係る技術指導
・供与限度額
28億3,600万円
・実施予定期間
51ヵ月（詳細設計・入札期間含む）
施設供用開始時（2027年12月を予定）を以て事業完成とする。
・実施機関
公共事業運輸省民間航空局
・SDGs達成への貢献
ゴール8（働きがいも経済成長も ）
ゴール9（産業と技術革新の基礎をつくろう ）
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