南アフリカ共和国「グリーンファイナンス推進事業」に対する融資契約の調印(海外投融資):南アフリカ共和国のエナジー・トランジションを後押し
2024.11.29
国際協力機構(JICA)は、9月30日、南アフリカ共和国のDevelopment Bank of Southern Africa (DBSA)との間で総額100百万ドル(JICA分)を上限とする融資契約に調印し、11月27日に同国ヨハネスブルクで調印セレモニーを開催しました。
調印セレモニーの様子
なお、本事業はSMBCグループとの協調融資として実施し、協調融資総額は150百万ドルです。
・融資先
Development Bank of Southern Africa Limited
・国名(対象地域)
南アフリカ共和国
・融資額
100百万ドル
・案件名
グリーンファイナンス推進事業
・事業目的
本事業は、南アフリカ共和国の開発金融機関であるDevelopment Bank of Southern Africa Limited(DBSA)への長期融資を通じ、南アフリカ共和国内における再生可能エネルギー事業等への融資を推進することで、同国におけるグリーン・インフラ整備を促し、もって同国の持続的な経済発展に寄与するもの。
・事業概要
南アフリカ共和国内のグリーン・インフラ整備(再生可能エネルギー事業、蓄電事業等)に取り組む事業者への支援を促進するものです。
・SDGsへの貢献
ゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに )
ゴール13(気候変動に具体的な対策を )
・その他
気候変動対策推進ファシリティ(ACCESS)に合致します。
また、本融資は、2021年3月に導入されたSMBCとJICAの協調融資におけるサステナブルファイナンス・フレームワークに基づき実施されます。
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