大阪・関西万博にあわせた研修員受入の開始:途上国での博覧会及び国際会議開催能力向上を後押し
2025.02.17
独立行政法人国際協力機構(JICA)は、2月17日より、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、博覧会協会)と連携し、国別研修「大阪・関西万博を通じた博覧会及び国際会議開催能力向上」を開始しました。
本研修は、4月に開幕する2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催にあわせて、7か国の開発途上国(※)からの研修員を受け入れ、国際会議やイベント等を開催する際の準備や企画運営に関するノウハウを習得し、将来各国が国際会議等を開催する際に中心的な役割を担う人材の育成・能力向上を目的としています。
研修員は大阪・関西万博開催期間中に会場での要人接遇のノウハウや広報活動等の企画運営の実務について学ぶほか、観光庁と独立行政法人国際観光振興機構(以下、JNTO)が共同で作成した万博関連モデルコースを視察しながら各地の観光振興の様子を学んだり、大阪大学が主催する「いのち会議」事業に参画し、SDGs達成に向けた方策を学ぶ予定です。
・研修期間:2025年2月5日(水)~2025年10月31日(金)
※博覧会協会での受け入れは、2025年2月17日(月)~2025年10月中旬頃を予定
※観光庁とJNTOでの研修は、2025年6月頃を予定
(※)研修生の派遣元:カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイの7か国
研修員が博覧会協会櫟副事務総長(写真前列右から二人目)を訪問
研修の様子
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