ヨルダン向け無償資金協力贈与契約の締結:給水制御システムの導入等を通して、給水サービスの改善を支援
#6 安全な水とトイレを世界中に

2025.02.25
国際協力機構(JICA)は、2月23日、ヨルダンの首都アンマン市にて、同国政府との間で、「マアン県における給水制御システム導入計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
案件概要
・国名(対象地域)
ヨルダン・ハシェミット王国
(マアン県マアン市)
・事業目的
本事業は、マアン県のマアン市給水区において、SCADAシステムの導入及び配水ポンプ更新を行うことによって、リアルタイムでの正確な配水状況の遠隔監視・制御と適切な水道施設の運転管理体制の構築を図り、もって対象地域の給水サービスの改善に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容:
【機材】SCADAシステム(中央遠隔監視・制御システム、既設井戸施設(25施設)及び既設配水施設(4施設)の計装設備・制御盤等)、配水ポンプ更新(9基)等
イ)コンサルティング・サービスの内容
実施設計、入札補助、調達監理、据付工事監理等
・供与限度額
13億3,400万円
・実施予定期間
36ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
・実施機関
ヨルダン水道庁
・SDGs達成への貢献
ゴール6(安全な水とトイレを世界中に)
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