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モンゴル向け無償資金協力贈与契約の締結:高専の実習用機材整備・実習棟建設を通して、工業系人材育成基盤の強化を支援

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2025.10.09

(2025 年10 月10 日修正)
10
月9 日に公開した本リリースにおいて、締結日に誤りがありました。以下訂正しお詫びいたします。
(誤)2025 年9 月29
(正)2025 年10 月8

国際協力機構(JICA)は、10月8日、モンゴル国の首都ウランバートル市にて、同国政府との間で、「日本型工学系高等教育による技術者育成環境整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、モンゴル国のボルド・ジャブフラン大蔵大臣と、JICAモンゴル事務所の宮城兼輔所長の間で取り交わされました。

署名式の様子

事業概要は以下の通りです。

日本型工学系高等教育による技術者育成環境整備計画
The Project for the Improvement of Environment for Developing Engineers through Japanese-style Tertiary Education in Engineering

・国名 (対象地域)
モンゴル国(ウランバートル市)

・事業目的
本事業はモンゴル国内の日本型高等専門学校3校において実習用機材整備と実習棟を建設することにより、同国の工学系高度産業人材の育成を図り、もって産業の多角化や産業振興に貢献する人材育成基盤を強化するもの。

・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【施設】高専3校の共用実習棟(1棟、総延床面積2,430m2)の建設
【機材】対象5学科の基礎的機材(1~3年生用)、応用機材(4~5年生用)、研究・開発用の応用機材等
*対象学科:機械工学、電気・電子工学、土木・建築学、化学工学、情報技術工学

イ) コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
共用実習棟の詳細設計・施工監理。ソフトコンポーネントについては機材運用・維持管理の指導、現地での教員研修実施・支援

・供与限度額
18億6,900万円

・実施予定期間
32ヵ月(詳細設計・入札期間含む)

・実施機関
教育省

SDGs 達成への貢献
ゴール4(質の高い教育をみんなに)

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