jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

ウズベキスタン「若年層・女性経営者金融包摂支援事業」に対する融資契約の調印(海外投融資):若年層及び女性経営者の金融包摂改善に貢献

#5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGs
#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.12.23

国際協力機構(JICA)は、12月15日、ウズベキスタン共和国の民間商業銀行である Ipak Yuli Bank(以下「IYB」)との間で、融資契約に調印し、12月22日に当国の首都タシケント市で調印式典を開催しました。式典には、両組織を代表してIYBのSaidabror Saydakhmedov代表取締役と、JICAウズベキスタン事務所の尾藤好文所長ほかが出席しました。

本事業は国際金融公社(IFC)との協調融資として実施します。12月20日に開催された日・ウズベキスタン首脳会談において発出された共同声明においても、本事業について言及されました。本事業は豊富な資源を有し人口成長の著しい当国の持続可能な経済成長を支えるとともに、日本と当国の関係性強化に寄与することで、経済安全保障の強化に貢献することが期待されます。

調印セレモニーの様子

・融資先
Joint-Stock Innovation Commercial Bank “Ipak Yuli” (IYB)

・国名(対象地域)
ウズベキスタン共和国

・融資額(上限)
2,500万米ドル

・案件名
若年層・女性経営者金融包摂支援事業

・事業目的
本事業は、ウズベキスタンにおいて、民間商業銀行であるIYBへの融資を行うことにより、当国の若年層・女性経営者を含む中小零細企業(MSME)の金融アクセス改善を図り、もって持続的な経済成長に寄与するもの。

・事業概要
本事業の融資は、IYBからウズベキスタン全土の若年層・女性経営者を含むMSME向け融資に充てられる。うちJICA融資額の50%以上は若年層・女性経営者が経営するMSME向けに充当される。

SDGs への貢献
ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう )
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

・その他
「G7 2Xチャレンジ:女性のためのファイナンス」イニシアティブは、JICAを含むG7各国の開発金融機関が、自らの資金提供を呼び水に女性の企業家やビジネス・リーダーの育成、労働市場への参入促進といった女性の経済的なエンパワーメントを促進するものです。IYB社は女性MSME向け融資に積極的に取り組むことから、本事業は2Xチャレンジイニシアティブに貢献する事業です。

<参考/ 2Xチャレンジ事務局公式HP>

IYBの顧客が営業している市場

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ