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バングラデシュ向け円借款貸付契約の調印:POWERR Asia(パワー・アジア)のもと、緊急支援借款を通じて経済・財政及びエネルギー供給安定化に協力

#7 エネルギーをみんなに。
そしてクリーンに
SDGs
#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.06.10

国際協力機構(JICA)は、6月9日、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカ市にて、同国政府との間で、「経済の強靭性向上・エネルギー供給安定化のための緊急支援借款」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。当日の署名は、バングラデシュ財務省経済関係局のモハンマド・シャハリアル・カデル・シディキ 次官と、JICAバングラデシュ事務所の高橋順子所長の間で取り交わされました。

署名式の様子

事業概要は以下のとおりです。

経済の強靱性向上・エネルギー供給安定化のための緊急支援借款
Emergency Support Loan for Enhancing Economic Resilience and Stable Energy Supply

・国名 (対象地域)
バングラデシュ人民共和国(当国全土)

・事業目的
本事業は、バングラデシュにおいて、中東情勢に伴う影響緩和のために社会経済対策及びエネルギー対策に関する各種政策アクションを実施する当国政府を支援することにより、中東情勢が当国に与える社会経済的影響を緩和・抑制するとともに、当国の社会経済の安定および開発努力の促進に寄与するもの。さらに、当国の経済・財政安定化及びエネルギー供給の安定化等を通じて、日本を中心とするアジア全体のサプライチェーンの安定化・強靭化に資するものであり、現地進出日本企業にも裨益するもの。なお、本事業は、「アジア・エネルギー・資源供給力強靭化パートナーシップ(通称:パワー・アジア)」における最初の円借款案件。

・事業内容
本事業は、主に財政運営の強化、国営企業のガバナンス強化・投資環境改善、貿易政策・物流強化、エネルギーの安定供給強化から成る政策枠組みに基づき、当国政府への支援を行うもの。財政運営の強化、国営企業のガバナンス強化・投資環境改善、貿易政策・物流強化については、アジア開発銀行(ADB)の Strengthening Economic Management and Governance Program との協調融資により、共通の政策アクションを設定。また、エネルギーの安定供給強化については、JICAが当国政府と協議の上、政策アクションを設定したもの。

・借款金額(上限)
500億円

・金利
本体:3.05%

・償還期間
30年(うち据置10年)

・調達条件
一般アンタイド

・実施機関
バングラデシュ財務省財務局

SDGs 達成への貢献
ゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

・今後の事業実施 スケジュール (予定)
1. 事業の完成予定時期:2026年6月(貸付完了をもって事業完成)
2. コンサルティング・サービス(詳細設計等)に係る招請状送付予定時期:本事業では、コンサルティング・サービスの実施は予定されていません。
3. 本体工事にかかる国際競争入札による最初のパッケージの入札公示:本事業では入札を伴う工事は予定されていません。

なお、本事業はアジア開発銀行(融資額:7.5億米ドル)との協調融資であり、緊密に連携して実施します。

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