エチオピア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:持続可能な分散型都市化に向けた都市計画・開発・管理に係る研修実施能力強化への貢献
2026.08.27
国際協力機構(JICA)は、8月19日、エチオピア連邦民主共和国のアディスアベバにて、同国の都市・インフラ省との間で、技術協力プロジェクト「都市計画開発および都市化のための能力開発プロジェクト」に関する実施枠組みに合意し、討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。当日の署名は、エチオピア連邦民主共和国 都市・インフラ省のフェンタ・デジェン国務大臣と、JICAエチオピア事務所の藥師弘幸所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、急速な人口増加により首都アディスアベバへの一極集中が課題となるエチオピアにおいて、地方中核都市の計画的な発展を担う行政官の能力強化を支援するものです。まず、都市・インフラ省や州都市計画機関の研修指導者を対象に指導者育成研修を実施し、地方都市向けの研修を担う人材を育成します。さらにパイロット都市に関しては、育成された指導者と共に該当都市の行政官等を対象に、急速な都市化や経済発展に伴う課題への対応に必要な実践的な研修を実施します。これにより、地方中核都市において都市計画の策定・実施を担う人材を継続的に育成する体制を構築し、首都一極集中の緩和と、持続可能でバランスの取れた国土開発の実現に貢献します。
事業概要は以下の通りです。
・国名(対象地域)
エチオピア連邦民主共和国(エチオピア)
・事業目的
本事業は、対象都市において、地方中核都市向けに研修を行うMoUI、RUPI、及び州都市計画局の研修指導者の能力強化、及び9都市のうち、複数のパイロット都市の都市計画に携わる行政官等への実践的な研修実施とMoUIの地方中核都市を対象とした3ヶ年の研修計画の改善に向けた研修プログラムを改定することにより、都市開発に関する研修を実施するための、MoUI、RUPI、州都市計画局、及び対象都市の行政官等の能力強化を図り、もって地方中核都市において都市計画が策定され、都市化の管理に寄与するもの。
・実施予定期間
計36カ月
・実施機関
都市・インフラ省 都市計画・都市化局、州都市計画機構、州都市計画局
・SDGs
への貢献
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)