ネパール向け無償資金協力贈与契約の締結:管制塔整備を通して、航空安全の向上を支援
2026.10.13
国際協力機構(JICA)は、10月8日、ネパールの首都カトマンズにて、同国政府との間で、「トリブバン国際空港における航空交通管制施設整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、ネパール財務省のアムリット・ラムサール国際経済調整局長と、JICAネパール事務所の松崎瑞樹所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、ネパール最大の国際空港であるトリブバン国際空港における航空安全の向上と安定的な航空輸送の実現に貢献するものです。ヒマラヤ登山の玄関口として、日本人も含め世界的に利用者の多い国際空港への支援を通じ、ネパールの持続的な経済発展を支えるとともに、両国の人的・経済的交流の促進にも貢献するものです。
事業概要は以下の通りです。
・国名
(対象地域)
ネパール(カトマンズ市)
・事業目的
本事業は、カトマンズ市に位置するトリブバン国際空港において、管制塔・航空交通管制センターを建替えるとともに、航空交通管理(ATM)システム等を整備することにより、航空交通管制サービスの質の向上を図り、もって同国の航空安全の確保・向上に資する運輸交通インフラ開発に寄与する。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【施設】管制塔・航空交通管制センター等
【機材】ATMシステム1式、ローカライザー監視装置端末1式等
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工監理、新管制施設への管制業務の移行に係る技術指導
・供与限度額
28億5,300万円
・実施予定期間
38ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
・実施機関
ネパール民間航空庁
・
SDGs
達成への貢献
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)