jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

スリランカ向け無償資金協力贈与契約の締結:ケラニ川流域の洪水対策を強化し、コロンボ都市圏の防災能力向上に貢献

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2026.10.28

国際協力機構(JICA)は、10月28日、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボ市にて、同国政府との間で、「ケラニ川流域における排水機場整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、スリランカ民主社会主義共和国のハルシャナ・スリヤッペルマ財務・計画・経済開発省財務次官と、JICAスリランカ事務所の本図繁生事務所長の間で取り交わされました。

署名式の様子

コロンボ近郊のケラニ川周辺では、近年、気候変動の影響等により洪水被害が頻発しており、2025年11月に発生したサイクロン「ディトワ 」においても大規模な洪水被害が発生しました。本事業はケラニ川流域において、排水機場を整備することにより、雨水排水能力を向上させ、洪水被害の軽減を図るものです。

また、「仙台防災枠組2015-2030」の優先行動に沿った事前防災投資を推進するものであり、気候変動や自然災害等による人命、生活、生計への影響を軽減することを通じて、「人間の安全保障」の実現に貢献するものです。本事業を通じて、両国の防災分野における協力関係の一層の深化が期待されます。

事業概要は以下の通りです。

ケラニ川流域における排水機場整備計画
The Project for the Improvement of the Pump Station in Kelani River Basin

・国名 (対象地域)
スリランカ民主社会主義共和国(西部州ガンパハ県)

・事業目的
本事業はコロンボ都市圏に位置するケラニ川流域ケラニヤ地域おいて、排水機場を整備することにより、雨水排水機能の改善による洪水被害の軽減を図り、もって同流域及び周辺地域における社会経済活動の安定化及び社会の強靱性向上に寄与するもの。

・事業内容
1)施設、機材等の内容
排水機場、取付護岸、排水ポンプ設備、監視制御・データ収集システム等
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工監理、運営・維持管理等に係る技術指導等

・供与限度額
21億7,900万円

・実施予定期間
計44ヵ月(詳細設計・入札期間含む)

・実施機関
運輸・ハイウェー・都市開発省及びスリランカ土地開発公社

・ SDGs 達成への貢献
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ