2026年度慰霊式の実施
2026.10.30
10月23日、独立行政法人国際協力機構(JICA)は、市ヶ谷本部の「国際協力の碑」の前で、2026年度慰霊式を開催しました。慰霊式は、JICAの事業に関わり、命を落とされた全ての方々を慰霊すると共に、国際協力事業関係者の人命と安全の確保を最優先に開発協力を行っていくことを心に誓うべく、毎年実施しているものです。
今年度の慰霊式には、JICAから田中明彦理事長以下、役職員等が出席し、公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)及び一般社団法人協力隊を育てる会からはそれぞれの代表者、また過去に派遣中に亡くなられたJICA海外協力隊員のご遺族にもご参列頂きました。
田中理事長は、式辞において、複合的な危機を克服し、人間の安全保障を守り、日本の繁栄や平和を支える上で開発協力は極めて重要であり、その実施に当たっては、事業に携わる関係者の命と安全を守ることが最優先であると述べました。その上で、一人ひとりが安全を確保するための具体的な行動を取るとともに、過去の重大事件を組織の記憶として継承し、痛ましい事態を二度と繰り返さないという強い決意を強調しました。
今年72周年を迎えた日本の政府開発援助(ODA) と、発足して61周年を迎えたJICA海外協力隊の長い歴史、事業関係者の方々による広範かつ多大なるご支援に思いを致しながら、JICAは人命と安全を最優先に国際協力の歩みをより一層進めて参ります。
国際協力の碑
「共により良い未来をめざして」
JICA事業に関わる中でお亡くなりになられた関係者の方々の功績を心に刻み、その活動と精神を引き継いで、一層の努力を重ねていく決意を新たにすべくJICA関係者有志が建立に着手、募金をお寄せ下さった1,900名近くにのぼる国内・世界各地の関係者の方々及び多数の関係団体の皆様のご支援・ご協力により、1993年に建立されました。
田中JICA理事長による献花