ウェビナー「International Disaster & Resilience Congress」(主催:エスキシェヒル工科大学)においてJICA専門家と職員が登壇

2020年10月15日

トルコのエスキシェヒル工科大学が主催するウェビナー「International Disaster & Resilience Congress」が2020年10月13日(火)~15日(木)に開催され、日本からはJICAの専門家と職員が登壇しました。

本会合は今回が第2回目の開催を迎え、「都市の防災とレジリエンス強化」をテーマに、様々な基調講演とパネルセッションが設けられ、防災行政に携わる国家・地方公務員や大学研究者、NGO職員や教員等、150名を超える参加者がありました。

開会の基調講演では、UNDPトルコ代表のClaudio TOMASI氏の発表に続いて、JICA地球環境部防災グループの永見次長が登壇し、仙台防災枠組2015‐2030のターゲットを見据えた、都市の防災とレジリエンス強化に対するJICAの取り組みについて発表を行い、復興に際してのBuild Back Betterの概念や、日本の災害復興の経験、事前投資の重要性等を説明しました。

また、「都市のレジリエンス強化」をテーマとしたパネルセッションでは、防災分野の専門家であり、トルコにおいても長期専門家として活動経験のある、長谷川庄司氏が講演を行い、国家・地域の防災計画の重要性を日本の事例を交えて説明した他、昨今の新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた防災の取り組みについても紹介を行いました。

更に、「防災教育」をテーマとしたパネルセッションでは、JICAトルコ事務所の高田所員が登壇し、JICAのトルコにおける防災教育への取り組みについて、過去の技術協力プロジェクトや兵庫県・土日基金文化センターとの共同プログラムにおける活動内容の発表を行いました。

トルコでは1999年のイズミット地震や2011年のワン地震、2019年のエラズー地震等、大規模な地震が頻発し、たびたび人命や家屋、経済に甚大な被害をもたらしてきました。今後、イスタンブール近郊でマグニチュード7以上の大地震が発生する可能性も予測されており、市民の意識が高まっているところです。JICAは引き続き、トルコに対する防災協力を継続し、都市の防災・レジリエンス強化に貢献していきます。

【画像】

長谷川専門家の発表

【画像】

永見次長の発表

【画像】

高田所員の発表