JICA COVID-19-日本の経験を共有する-ウェビナーシリーズ第6回を開催「日本の保健所によるCOVID-19への対応:貢献と課題」

2021年7月6日

概要

会議名:JICA COVID-19-日本の経験を共有する-ウェビナーシリーズ第6回
開催日:2021年7月6日
主催:JICA
場所:オンライン

主な参加者

スピーカー:
四方啓裕氏(福井県保健所長)
劔陽子氏(熊本県菊池保健所長)
モデレーター:
田中剛氏(JICA人間開発部 技術審議役)

背景・目的

COVID-19パンデミックの収束が未だ見えない中、このような先行き不透明な困難を乗り越えていくために、日本は「誰の健康も取り残さない」ことを目標に掲げました。JICAはパンデミックや健康危機への対応に向け、パートナーである低中所得国において、治療、警戒、予防の強化に包括的に取り組んでいきます。これにより、世界の人々の命と健康を守り、感染症に負けない強靭な社会を作っていくことに貢献します。

決定的な解決策が見いだせていない中、最新の研究や現場で培われてきた知見・経験を世界と共有していくことは非常に重要です。JICA COVID-19-日本の経験を共有する-ウェビナーシリーズでは、日本でその分野の第一人者の専門家をスピーカーとしてお呼びし、それぞれの分野での最新の知見・経験を世界へ発信・共有していきます。

内容

第6回は、福井県保健所の四方所長から日本の保健医療制度と保健所によるCOVID-19対策の概観を紹介頂いた後、熊本県菊池保健所の劔所長から地方部におけるCOVID-19対策の事例と課題について報告いただきました。

日本の保健所は感染症対策の中心的役割を担っており、新型コロナウイルス感染症対策においても検査・入院調整、陽性者の病状把握、サーベイランス、クラスター・濃厚接触者対応などを担っています。このような日本の公衆衛生制度は世界でもユニークですが、感染症対策における保健所が担う機能は、低中所得国においても不可欠です。

世界47か国から354名の参加があり、質疑応答セッションでは、職場における感染予防策、COVID-19の患者に対する支援体制、日本のワクチン接種状況、そして保健所の機能の変遷など、多くの質問が寄せられ、貴重な情報交換の場となりました。両氏からは、保健所は地域の様々な業務を担っており、COVID-19の流行を抑えるためには、ワクチン接種だけではなく、多様なアプローチの重要性が強調されました。

関連リンク

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ウェビナーの様子1

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ウェビナーの様子2

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ウェビナーの様子3