ウルグアイ「JICAチェア」キックオフセミナー開催

2021年12月22日

2021年12月22日(水)19時(ウルグアイ時間)から、帰国研修員同窓会共催で、国際協力庁・日ウ外交関係樹立100周年実行委員会後援による、ウルグアイ「JICチェア」キックオフセミナー(遠隔)を開催しました。

ウルグアイにおいては初めてのJICAチェア関連イベントとして、緒方貞子平和開発研究所の萱島顧問を講師に迎え、「日本の近代化を知る7章」の第5章「日本の近代化と教育」の一部を上映した後、JICAの教育分野における国際協力について講義がなされました。質疑応答では、ウルグアイのみならず周辺国の参加者から、日本の基礎教育や教員養成・採用の事情、コロナ禍の教育の現状や可能性・課題等について質問があり、活発な議論が行われました。

遠隔セミナーセミナーの概要

(1)帰国研修員同窓会会長の開会挨拶
「JICAチェア」の目的と、ウルグアイにおいて次年度本格的に「JICAチェア」を実施するに先立ち、「教育」をテーマに本セミナーを開催することとした旨紹介。

(2)北岡理事長ビデオメッセージ

(3)萱島研究所顧問による講義、および質疑応答
「日本の近代化と教育」西語版DVDを上映し、その後、日本の教育分野における国際協力の特徴について、ウルグアイの事例を含めてパワーポイントにより講義が行われました。ウルグアイの教育事情や共和国大学とのJICAの協力実績などにも触れながら説明されました。

質疑応答では、コロナ禍の教育現場に携わる参加者の共通の課題でもある、「コロナ禍における教育の可能性と課題」について質問があり、講師からはコロナ禍により遠隔教育が飛躍的に拡大しオンライン教育が大きく進んだ側面があることをあげつつ、遠隔教育の問題点としての格差の拡大や人と人とが触れ合うことによる学びの重要性(特に低学年)について説明されました。

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北岡理事長ビデオメッセージ

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萱島研究所顧問による講義

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山本所長による閉会挨拶

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参加者

帰国研修員同窓会の活躍と今後の取り組み

(1)今回のキックオフセミナーは、「JICAチェア」の取り組みを本格的に開始するに先立ち、帰国研修員同窓会と共に準備・計画し実現に至ったもので、地域の帰国研修員同窓会ネットワークの協力も得て、周辺国も含め教育分野に関係する約40名の参加者を得ました。

(2)2022年度第1四半期に、ウルグアイへのJICA海外協力隊の再開後初の隊員が、共和国大学の日本語教育隊員として着任する予定です。並行して、ウルグアイ国際協力庁(本セミナーを後援)の協力も得つつ同大学との間で「JICAチェア」の実施について本格的に検討を進めていく予定です。今次セミナーは大学との検討を推進するうえでも弾みとなるものとなりました。

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