アテネオ・デ・マニラ大学でのJICAチェア講義

2022年11月5日

概要

会議名:フィリピン第3回JICAチェア(テーマ:公共交通指向型開発)
開催日:2022年11月5日(土)
主催:JICA、アテネオ・デ・マニラ大学
場所:フィリピン、マニラ首都圏(アテネオ・デ・マニラ大学)

主な参加者

二瓶大輔 在フィリピン日本国大使館経済公使、阿部朋子 株式会社アルメックVPI 海外事業本部・総合計画部マネージャー、ロドルフォ・ナルシーソ アテネオ・デ・マニラ大学日本研究プログラム所長、同大学学生の他、フィリピン大学や政府機関から計 245名(オンライン 159名、オンサイト 86名)

背景・目的

11月5日(土)に、アテネオ・デ・マニラ大学(Ateneo de Manila University)において、阿部朋子・株式会社アルメックVPI・海外事業本部/総合計画部マネージャーによるJICAチェア特別講義を実施しました。アテネオ・デ・マニラ大学においては、日本の近代化・国際協力に係るテーマで過去2回の特別講義を実施しましたが、今回はよりフィリピンの課題にフォーカスした「公共交通指向型開発(TOD)」をテーマとし、日本研究に対する幅広い関心醸成を図るべく他大学の学生やフィリピン政府機関職員なども参加できる公開講演会の形式にて実施することとなりました。

内容

  • 冒頭、二瓶公使による開会挨拶に続き、日本の鉄道発展に係る概要説明として、JICAチェアビデオ教材「日本の鉄道ネットワーク整備の経験」(政策研究大学院大学 森地茂 教授)を放映しました。
  • その後、阿部朋子 氏((株)アルメック VPI海外事業本部・総合計画部 マネージャー)から、『Japanese Experience on Integration of Urban Development and Railway Transport System, Transit-oriented Development(TOD)』と題して、つくばエクスプレス沿線開発やみなとみらい21地区におけるまちづくりの事例なども示しながら、日本の公共交通指向型開発の歴史や、公共交通と土地利用の一体的な開発によって、まちの価値を高めるといった日本のTODの取組の特徴を説明しました。また、それを踏まえ、多くの新規鉄道事業が進行するマニラ首都圏および郊外地域におけるTODの取組のうち、マニラ首都圏地下鉄事業の事例などを示しながら、交通結節点や駅周辺開発計画の不足といった課題や展望について発表しました。
  • 日比両国の文化の違いに着目し、異なる文化間でもTODにおいて日本のような成功を収めることが可能かといったような学生からの質問や、運輸省などの関係機関からの用地取得や環境社会配慮といった技術的質問も飛び交い、活発な意見交換の場となりました。

資料

関連リンク

当日写真

当日の参加者とともに(於アテネオ大学)

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アテネオ大学日本研究プログラム所長からの感謝状

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講義の様子(阿部朋子氏)

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閉会挨拶(坂本所長)