「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」2022年公開フォーラム-外国人労働者のプロセス全体にわたる脆弱性を考える-の実施報告

2022年12月9日

概要

  • 開催日:2022年12月9日
  • 主催:責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)事務局
  • 場所:JICA市ヶ谷ビル2階国際会議場、およびZoomによるウェビナー

内容

2022年12月9日、JICAが共同事務局を担う「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」は、「外国人労働者のプロセス全体にわたる脆弱性を考える」と題し、公開フォーラムを開催し、オンライン・会場合わせて230名にご参加いただきました。

公開フォーラム第1部ではJP-MIRAI活動報告と題し、JP-MIRAI事務局の秋山映美より2022年のJP-MIRAI活動ハイライトの報告及び2022年度に2回行われた会員活動報告会で優秀賞を受賞した6会員への表彰状授与が行われました。

公開フォーラム第2部では「外国人労働者のプロセス全体にわたる脆弱性を考える」と題し多くの有識者・実務者が登壇しての議論が行われました。

冒頭に田中理事長が主催者挨拶を行い、中谷元内閣総理大臣補佐官および菊池浩出入国在留管理庁長官より来賓挨拶をいただきました。その後日本で働く外国人労働者3名からの、自己紹介や日本に来て困ったこと、日本で働いてよかったと思うこと、受入企業へのメッセージなどを含むビデオメッセージが紹介されました。

後半のパネルディスカッションのセッション1では、「JP-MIRAIがビジネスと人権で取り組むべきこと」をテーマに宍戸理事長特別補佐がモデレーターを務め、株式会社SUBARU調達本部調達統括部の根岸伸行氏、一般社団法人大阪外食産業協会副会長の井上泰弘氏、日本マクドナルド株式会社取締役執行役員・サステナビリティ&ESG/渉外/総務担当の宮下建治氏にご登壇いただきました。本セッションでは、企業のサプライチェーンにおける人権デュー・デリジェンスを実施していく中での課題、技能実習生が来日前に支払う、いわゆる手数料問題の是正に向けた課題、認証制度を普及していく取り組み、今後JP-MIRAIが果たすべき役割について議論がなされました。

セッション2では、「多文化共生で取り組むべきこと」と題し、公益財団法人日本国際交流センター執行理事の毛受敏浩氏がモデレーターを務め、公益財団法人佐賀県国際交流協会理事長の黒岩春地氏、NPO法人トゥマンハティふくおか代表理事の弥栄睦子氏、エベレスト・インターナショナル・スクール・ジャパン初代理事長のブパール・マン・シュレスタ氏にご登壇いただきました。本セッションでは、外国人が日本で安定して暮らしていくための課題、外国人から多く寄せられる相談、外国人が日本で生活していく中での日本語教育をどうとらえていくか、JP-MIRAIが多文化共生社会に向けて果たすべき役割について議論が行われました。

パネリストの皆様がそれぞれのお立場から、JP-MIRAIに対して、JP-MIRAIの相談救済パイロット事業を通じて外国人労働者の実態を把握できるようになっていくことへの期待、外国人労働者の権利を尊重していくことによって外国人労働者に選ばれる日本を目指すというJP-MIRAIの理念への共感、JP-MIRAI会員間の議論の活発化、外国人が生活する現場を知った上での政策提言への期待、外国人を労働者としてだけでなく住民として見る観点からの様々な活動への期待、など多くの提言やメッセージをいただきました。

最後に、一般社団法人JP-MIRAIサービス代表理事の矢吹公敏氏より閉会のご挨拶をいただき、大盛況のうちに終了となりました。

改めまして、ご登壇いただきました皆様はじめ、会場・オンラインにてそれぞれご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。今回議論された内容も踏まえて、「選ばれる日本」に向けた適正な外国人労働者受入れに資する取り組みを一層推進してまいります。

(注)各セッションの詳細や当日の動画及び資料は、後日JP-MIRAIホームページ「実施報告(詳細版)」として改めて公開予定です。

関連リンク

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田中理事長の主催者挨拶

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会場の風景(パネルディスカッション:セッション2「多文化共生で取り組むべきこと」)