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北岡特別顧問がジョージアでJICAチェア特別講義を実施

掲載日:2023.02.28

イベント |

概要

ロンデリ財団におけるJICAチェア特別講義

開催日:2023年2月28日(火)
場所:ロンデリ財団
主な参加者:北岡伸一JICA特別顧問、今村朗駐ジョージア日本国大使、ロンデリ財団総裁、元外交官などの専門家や有識者など約30名

トビリシ自由大学におけるJICAチェア特別講義

開催日:2023年2月28日(火)
場所:トビリシ自由大学
主な参加者:北岡伸一JICA特別顧問、今村朗駐ジョージア日本国大使、トビリシ自由大学副学長、イリヤ国立大学日本センター長、近隣大学含む日本に強い関心を持つ学生など約90名

特別講義

2023年2月28日(火)、ジョージアのロンデリ財団およびトビリシ自由大学において、北岡伸一JICA特別顧問が、元外交官などの専門家や有識者、学生を主な対象として「JICAチェア特別講義」を実施しました。

両講演では“Recent developments of Japan’s security and foreign policy”と題する講義を行い、ウクライナ戦争の影響を少なからず受けているジョージアが日本の安全保障および外交政策にも強い関心を持っていることがうかがえる議論が繰り広げられました。

ジョージア内外の戦略問題について研究・分析・教育を行うシンクタンクであるロンデリ財団の講演では、元外交官などの安全保障の専門家や有識者らが参加しました。講演後の質疑では、国連の影響力が相当に低下している中で、ウクライナ戦争の先が見えず、ジョージアを含めたロシアに国境を接する国々が不安を強く感じている状況においてどのような安全保障・外交政策で国家や国民の安全を守ることができるのかなどについてディスカッションがなされました。

また、トビリシ市内で日本語コースを有する3つの大学の一つであるトビリシ自由大学では、ロシアが世界の信頼を失いつつある状況下でジョージアがこの危機を乗り越えていくためにすべきことや、拡大する中国の影響についてなど、隣国に大国をもつジョージアと日本の両国の共通点などに触れながら議論がなされました。

これらの特別講義を通じて、ジョージアにおける日本理解を促進し、関心をさらに高める機会となり、盛況のうちに終了しました。

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ロンデリ財団(ゴゴラシュヴィリ氏、北岡特別顧問、メチュレベリ財団総裁、今村大使)

【画像】

トビリシ自由大学で学生とディスカッションを行う北岡特別顧問