【COP28サイドイベント】太平洋地域におけるレジリエンスの構築:太平洋気候変動センター(PCCC)の主要サービスを通じて気候変動への取り組み(SPREP)
掲載日:2024.01.16
イベント |
掲載日:2024.01.16
イベント |
・渡邉 太二
地球環境部環境管理・気候変動グループ 専門嘱託
開催日: 2023年12月2日
主催: 太平洋地域環境計画事務局(SPREP)
会場名(パビリオン名):モアナ ブルー パシフィック パビリオン
・ケイ・ハリソン
ニュージーランド政府 ニュージーランド気候変動担当大使
・ファカファヌア卿
トンガ立法議会 スピーカー
・トーオレスルスル セドリック・シュスター
サモア環境天然資源省 大臣
・メルヒオル・マタキ
ソロモン諸島気候変動・災害管理環境省事務 次官
・セファナイア・ナワドラ
太平洋地域環境計画事務局(SPREP) 局長
・宮崎 明博
JICA地球環境部 次長
太平洋気候変動センター(PCCC)は、開発パートナー等を協力し、太平洋諸島国と地域の強靭な発展に取り組む。PCCCはJICAの無償資金協力によって設立され3間地域の支援を行ってきた。このイベントでは、①PCCCの機能とサービスを強化、②太平洋地域全体での知識交流や革新的な解決策への協力を促進、③持続可能な取り組みや気候変動対策の促進するための仕組みやパートナーシップについて理解を深めた。
このサイドイベントでは、PCCCの太平洋諸島国と地域におけるレジリエンスを高める役割の重要性が強調された。同センターの取組の持続性を確保するためには長期的な投資・支援の重要性が議論された。
JICAは、サモア政府とSPREPとの協力のもとで行われたPCCCへの支援について説明した。無償資金協力を通じたPCCCの建設に続いて、気候変動に関する技術協力プロジェクトが行われ、PCCCの研修機能の能力が強化された。現在、JICAは「太平洋の気候変動に対する強靭性向上のための革新的な解決策の活用に関する能力強化プロジェクト」を実施する予定であり、太平洋地域の革新的な気候変動対策を促進し、PCCCの能力を向上させて官民連携の促進に取り組むことを発信した。
パネルディスカッションの様子
scroll