高原明生教授のモンゴル国立大学に於ける東アジア・中国の政治・外交政策動向をテーマとした「JICAチェア特別講義」
掲載日:2023.10.13
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高原明生教授の講演中の様子
モンゴル国立大学において、今年9月より単位認定化された講座の開設を記念し、高原明生東京大学大学院法学政治学研究科教授(前緒方貞子平和開発研究所長)による特別講演「東アジア・中国の政治・外交政策に係る動向」を10月5日夕方に実施しました。講演に先立ち、モンゴル国立大学とJICAモンゴル事務所との間で、JICAチェア単位認定講座導入に係る協力覚書(MOC)を締結しました。
同講演にはバダルチ国立大学学長、小林在モンゴル特命全権大使、田中JICAモンゴル事務所長を含む総勢176名の大学生と教員、アジア研究者が参加しました。
講演では、中国と日本の2国間関係の歴史、2008年の世界金融危機をいち早く克服し、経済成長を遂げ、世界の一大国として中国が台頭した国際的な背景や、中国モデルが世界の発展モデルになり得ると考える中国人が増えてきている現状について解説しました。
参加者からは、中国の一帯一路政策、台湾との関係、日本の国防政策等について多数の意見が寄せられ、中国と他の国おける情報のギャップをどのように埋めるか、日本と米国の関係がどう中国に影響しているか等について活発な議論が繰り広げられました。
高原明生教授の講演前の集合写真
モンゴル事務所長田中伸一とモンゴル国立大学バダルチ学長とのMOC締結様子
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