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3月7日:~ODA70周年・JICAスーダン事務所設置35周年記念~日本×スーダン大学友好交流会

掲載日:2024.04.04

イベント |

概要

会議名:ODA70周年・JICAスーダン事務所設置35周年記念~日本×スーダン大学友好交流会
開催日: 2024年3月7日
主催:JICA
場所:エジプト カイロ

主な参加者

挨拶

熊本大学生命科学研究部 薬学部長 森岡 弘志氏
ハルツーム大学小児整形外科教授 サミールシャヒーン氏
在日スーダン大使館 臨時代理大使 アリムハンマド氏

登壇者

熊本大学生命科学研究部 熊本大学名誉教授 甲斐 広文氏
熊本大学大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター ハリッド モハメッド イラミン モハメッド サリ スリマン氏
NPO法人ロシナンテス 代表 川原 尚行
プログラムコーディネーター 七條 孝司

その他、ハルツーム大学学生も参加。

背景・目的

2024年はODA70周年、スーダン事務所開設35周年を迎える。しかし、現在スーダンは内戦状態にあり、内戦から逃れたスーダン人が多数カイロに滞在しており、特にハルツーム大学の学長以下多くの教授がカイロを拠点に学生に対する教育活動を継続している。本イベントではJICAの協力の柱の一つである保健医療分野を中心としたODA事業について紹介すると共に、かねてからハルツーム大学と交流の深い熊本大学の関係者をカイロに招聘し、日本の最新の薬学研究について講演を行い、オンラインによる交流を通じて日本とスーダンとの相互理解を狙った。同国保健分野の協力経験の長いNPO法人ロシナンテス関係者からの講演も実施。これら大学関係者を通じて日本のODAについてスーダン人の理解を深めることで、今後の日本とスーダン国の関係強化に加え、ODA事業の推進に資することを企図した。

内容

JICAスーダン事務所よりJICAの概要及びスーダンでの保健事業について紹介。その後、熊本大学よりハルツーム大学との協力や今後の見通しについて発表があった。NPO法人ロシナンテスも事業紹介を実施。今後ともスーダン支援を諦めずに続けていくという強いメッセージを川原代表自ら発信。ハルツーム大学からは学生3名が登壇し、これまでの学生団体による留学生との交流事業や、地方での医療ボランティアの様子が紹介された。

ウクライナやガザなど、世界各地にて不安定な情勢が続き、紛争発生から1年になろうとするスーダンへの関心が薄れていく中、オンライン、対面合わせて日本やスーダンから70名超の参加者を集めることができ、大学やNPOを巻き込みつつ35周年という節目での情報発信を日本、スーダン側双方に行うことができた。参加者のスーダン人学生たちは発表者の話に時折うなずきながら真剣なまなざしで耳を傾け、また講演の最中にも拍手が自然に沸き起こるなど、終始明るい雰囲気でイベントは進行した。

資料

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ハルツーム大学学生の発表

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発表を聞き入る参加者

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JICAスーダンの事業紹介

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熊本大学 甲斐教授の発表

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アリ臨時代理大使の閉会挨拶

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参加者の集合写真