ブラジル日系社会270万人の代表、ビジネスリーダー10名が福島を視察・商談

掲載日:2024.06.10

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2024年5月27日(月)~6月4日(火)の日程(来日期間9日間)で、「2024年度ブラジル日系社会ビジネスリーダー本邦招へい」が実施され、ブラジルの日系団体等が推薦する日系人を含む10名が福島を中心に視察や日本側関係者との面談・商談を行いました。その様子は多くの地元紙から取材を受けました。

今回日本を訪問したのは、ブラジル経済界で活躍する第一線の実業家や、将来の日系社会を担う若手人材です。今も風評被害を受けている福島県を訪問し、安心・安全で美味しく高品質な福島産品の生産・加工現場や飲食業界の様子を視察しました。ビジネス交流会では具体的なビジネス連携について意見が交わされ、また福島の復興の様子を見聞きして被災された方々の体験談を聞いた一行は、実際に訪問しなければ分からなかった情報に触れるとともに日本の「おもてなし」の文化に改めて感動し、福島の人たちに思いを寄せてくれました。そして、福島の正しい情報を自分たちも発信していきたい、福島産品の輸入などビジネスを通じて協力したいとの温かい申し出がありました。

ブラジルの人口は約2.15億人、そのうち270万人を占めるのがかつて日本から移住した移民の方々が築いた日系社会と言われています(注:外務省HP)。JICAでは中南米の日系社会の方々とのつながりを礎に、これからも友好関係を築いていきます。

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ビジネス交流会に臨む10名(JICA竹橋)

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ビジネス交流会(JICA竹橋)

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TATAMI VILLAGEで畳工房を視察(福島県須賀川市)

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酒造見学(仁井田本家、福島県郡山市)

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東日本大震災・原子力災害伝承館を訪問(福島県双葉郡双葉町)

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地元の伝統「浜焼き」の体験(福島県相馬市)

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