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ブータンのヘルスケアDXに関する第24回日本抗加齢医学会総会への出展

掲載日:2024.06.14

イベント |

概要

名称:第24回日本抗加齢医学会総会
日時:2024年5月31日(金)~6月2日(日)
会場:熊本城ホール
主催:一般社団法人日本抗加齢医学会

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本プロジェクトを来場者に説明する様子

内容

ブータンでは、技術協力プロジェクトとして、「政府のデジタル技術及びデータ利活用能力強化プロジェクト」が実施されています。このプロジェクトでは、現代的なライフスタイルに変化するにつれて非感染性疾患が増加傾向にあるブータンにおいて、保健データを活用し、パーソナライズド・ヘルスケア・サービスの提供や国民の健康意識向上・行動変容促進を通じた保健課題解決に貢献することが目指されています。

またブータン政府側は、本プロジェクトを通じて整備されるデータ連携基盤を活用して、保健データの利活用やウェルビーイングに関心の高い研究機関や企業等を、日本をはじめとする諸外国から誘致し、ブータンの経済発展にも繋げたいと考えています。

そこで、今回、健康長寿・ウェルビーイング社会の実現に向けて様々な研究やビジネスに取り組む専門家の方々が集まる日本抗加齢医学会総会に本プロジェクトが出展しました。会期中3日間にわたって一般市民を含むのべ5,000名以上の来場規模の中、、合計で20を越える日本国内外の大学・企業・財団に対して本プロジェクトの概要紹介・連携可能性に係る意見交換を実施しました。

例えば、製薬企業や医療機器メーカー、医療サービスのデジタル化を支援する企業、遺伝子解析を健康寿命延伸に繋げることを目指すサービスを提供するスタートアップ、さらには健康に役立つとされる食品やサプリメントを提供する企業等との間で活発な意見交換を行いました。今後は、こうした様々なプレイヤーと、ブータンの保健医療データ連携の利活用を通じた共創の可能性を探っていきます。

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アドバイスや共創アイデアを数多く頂戴しました

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