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フランス開発庁(AFD)との連携推進:インド・太平洋地域における防災・気候変動適応分野での連携、アフリカにおける連携(WPSなど)

掲載日:2024.07.12

イベント |

概要

会議名:JICA-AFD年次協議
開催日:2024年6月3日
主催:国際協力機構(JICA)/フランス開発庁(AFD)
場所:パリ

主な参加者

(JICA側)

大場雄一理事、企画部、東南アジア・大洋州部、南アジア部、アフリカ部、
中東・欧州部、ガバナンス・平和構築部、経済開発部、社会基盤部、地球環境
部、コートジボワール事務所、フランス事務所

(AFD側)

ヴァルケナー副総裁、欧州近隣・中東・アジア副局長ほか

背景・目的

国際協力機構(JICA)は、6月3日、フランスの開発援助機関であるフランス開発庁(AFD)との年次協議をAFD本部(パリ)で実施しました。この協議は、昨年更新したJICAとAFDの協力覚書に基づき、また、昨年12月の日仏首脳会談で発表された「「特別なパートナーシップ」の下での日仏協力のロードマップ」を踏まえて実施したものです。

内容

協議においては、インド・太平洋地域における防災・気候変動適応分野での共同事業、アフリカにおける連携など、双方の強みを生かした連携の推進を確認しました。また、WPS(女性・平和・安全保障)における連携を推進すべく、西アフリカのコートジボワールにおいて、JICAによる女性警察官の地位向上に関する技術協力プロジェクトに関し、これまで長くジェンダー主流化を実施してきたAFDと現場レベルで協調することを確認しました。

防災については、年次協議に引き続き、6月24日と25日にAFDとアジア開発銀行(ADB)がタイ・バンコクで共催した、気候と自然災害へのレジリエンスに関するセミナー(SUFIP- Sustainable Finance in the Indo-Pacific )にJICAからも登壇し、JICAグローバルアジェンダ(課題別事業戦略)の一つである「防災・復興を通じた災害リスク削減」に基づき、「災害前のリスク最小化による、経済成長への貢献」の重要性を強調しました。また、例えば洪水に対しては、適切な対策に対して、適切な順番で資金を充当することが重要であり、そのためにも、JICAが支援する科学的根拠及びエビデンスに基づくマスタープランづくりと具体的取組みを説明しました。

JICAとAFDは、今後も、さらなるパートナーシップの促進と、インド太平洋地域およびアフリカの開発における効果的な協力を推進していきます。

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JICAの大場理事とAFDのヴァルクナー副総裁

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会合の様子

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会合出席者との集合写真

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