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東京外国語大学篠田教授によるジブチにおけるJICAチェア特別講義

掲載日:2024.12.20

イベント |

概要

イベント名:東京外国語大学篠田教授によるジブチにおけるJICAチェア特別講義
開催日:2024年12月3日・4日
主催:ジブチ大学、ジブチ外交研究所、JICA
場所:ジブチ共和国ジブチ市

主な参加者

●登壇者:篠田 英朗教授(東京外国語大学)
●主な参加者:ジブチ大学、ジブチ外交研究所、ジブチ外務省・関係省庁、政府間開発機構(IGAD)、在ジブチ日本大使館関係者等

背景・目的

ジブチはアフリカの角地域の中で政治的安定を保ち、IGAD本部を有しており、同地域及び紅海周辺における平和と安定のため、重要な役割を担っています。これまでJICAは、ジブチ外交研究所や、初等・中等教員養成校におけるJICAチェア特別講義を実施し、同国の将来を担う若手リーダーの育成に貢献してきました。
この度、ジブチ大学及びジブチ外交研究所において、アフリカの角地域の平和と安定のための人材育成に貢献するため、日本の平和構築経験に造詣の深い篠田英朗教授(東京外国語大学)によるJICAチェア特別講義を実施する運びとなりました。

内容

篠田教授は、「日本の平和構築経験とアフリカの角地域の平和と安定」と題し、12月3日にはジブチ大学で、12月4日にはジブチ外交研究所において、日本の平和国家としての歩みや、広島の平和都市としての歩み、日本の他国における平和構築に向けた協力に関して、講義を実施されました。
ジブチ大学の受講者からは、日本が東アフリカを含むインド太平洋諸国の安定化に向けた取組に注力している背景について質問がなされました。また、外交研究所では、国際社会情勢におけるアフリカやジブチの立ち位置等、外交的な観点から活発な質問がなされました。また、ジブチ政府の関係省庁やIGAD職員の参加も見られ、盛況の講義となりました。
JICAは今後とも、ジブチの人材育成及びアフリカの角地域の安定に向けた協力を継続し、両国の信頼関係の醸成に貢献していきます。

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①ジブチ大学での講義の様子

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②ジブチ大学聴講者との集合写真

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③ジブチ外交研究所での講義の様子