帰国したJICA海外協力隊員に外務大臣が感謝状を授与
掲載日:2026.03.09
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2月25日、外務省飯倉公館(東京都港区)において外務大臣感謝状授与式が開催されました。任期を終えて帰国したJICA海外協力隊員66名が出席し、茂木敏充外務大臣から直接感謝状が手渡されました。式典には、来賓として協力隊事業を応援する国会議員や支援組織の幹部、日本の所属先に身分を残したまま参加した帰国隊員の上司や同僚も出席し、隊員一人ひとりに感謝状が授与される様子を見守りました。
茂木大臣は、冒頭の挨拶でJICA海外協力隊が昨年発足60周年を迎え、地域の経済・社会の発展と日本との友好促進に貢献してきたことに言及しました。また大臣は、現地で交流した派遣中隊員について「厳しい環境の中でやりがいを持って懸命に活動し、それを楽しそうに話してくれた姿が今でも強く印象に残っている」と述べ、隊員活動に敬意と感謝を伝えられました。最後に、隊員活動の経験を活かし、日本国内の地域活性化に精力的に取り組んでいる帰国隊員に触れつつ「みなさんも課題を乗り越える力と国際的な視野を活かし、それぞれのフィールドで大いに活躍してほしい」と激励しました。
茂木外務大臣より一人ひとりに感謝状を授与
感謝状授与の後、帰国隊員を代表して佐藤愛さん(パラグアイ、環境教育)が挨拶し、活動したイグアス市内の学校での講演やワークショップを通じて、環境保全に必要な習慣を身につけてもらうための活動に取り組んだことを紹介しました。また、出身地の群馬県甘楽町役場に身分を残して参加したことについて「甘楽町と友好関係にあるイグアス市との自治体連携を活かして取り組んだことで様々な力の育ち合いを実感し、文化交流の真の価値を見出せた。お互いの地域が今後も絆を深め共に学びつながり合う場を築く大きな励みになった」「隊員活動の経験を活かし、今後はここにいる仲間たちと共に日本を元気に、そして世界と日本を変える力になれるよう小さな積み重ねを継続したい」と述べ、派遣中に支援を受けた全ての人々への感謝を示して挨拶を結びました。
代表挨拶する佐藤愛さん
集合写真①
集合写真②
集合写真③
式典後の懇談会では、JICA議連(日本の国際協力-特に青年海外協力隊の活動-を支援する国会議員の会)会長の小渕優子衆議院議員が、協力隊員がそれぞれの派遣先で地域の発展、日本との相互理解促進に尽力したことを労い、JICA議連として協力隊事業を引き続きサポートしていくとの力強い挨拶で懇談会が始まりました。会合中は、帰国隊員と出席者の間で派遣国での活動の様子や帰国後の進路について活発な意見交換や交流が行われました。最後に田中明彦JICA理事長が挨拶に立ち、帰国隊員の派遣国への貢献に謝意を表し、隊員活動の経験を活かして国内外で社会還元するよう激励するとともに、来賓に協力隊事業に対する更なる理解と支援への期待を伝えて閉会となりました。
懇談会の様子①
懇談会の様子②
【来賓】 ※五十音順
<国会議員>
小渕優子衆議院議員、金子恵美衆議院議員、田嶋要衆議院議員、谷合正明参議院議員、仁木博文衆議院議員、羽田次郎参議院議員、藤井比早之衆議院議員、松島みどり衆議院議員、山本順三参議院議員、鈴木宗男参議院議員代理秘書
<現職参加隊員所属先>
秋田県北秋田地域振興局、株式会社大塚商会、トヨタ自動車株式会社、茗溪学園中学校高等学校、合同会社モノシエート
<関係機関>
一般社団法人協力隊を育てる会 明石要一会長