jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

「SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会」ファイナルセレモニー

掲載日:2025.05.12

イベント |

概要

会議名:「SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会」ファイナルセレモニー
開催日:2025年3月23日(日)
主催:SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会実行委員会(JICA企画部共催)
場所:JICA市ヶ谷 国際会議場

主な参加者

ファイナリスト12チーム、実行委員、協賛企業関係者

背景・目的

「SDGs QUEST みらい甲子園」は、2019年から高校生のSDGsアクションアイデアの発表と交流の場として開始されました。

2019年度北海道・関西エリア大会の開催を皮切りに、2022年度は11エリア(北海道、南東北、首都圏、静岡、東海、関西、広島、九州北部、熊本、鹿児島、沖縄)へ開催エリアを拡大しています。また、エントリー数も回を重ねる度に増え、2024年度は全国から240チームのエントリーがありました。社会課題の解決に熱心に取り組む高校生からSDGs達成に向けたアイデアが生まれています。

高校生を中心とした若年層のSDGs、JICA及び国際協力への関心を更に高めることを期待して、「独立行政法人国際協力機構(JICA)賞」の提供を行いました。

内容

ファイナルセレモニーでは、ファイナリストに選ばれた12チームがアクションアイデアプランを発表しました。づづく表彰式では、「SDGs QUEST アクションアイデア最優秀賞」と「優秀賞」及びJICAを含めた企業賞3賞が発表され、賞状・副賞の授与、受賞チームのコメント、実行委員からの講評が行われました。「最優秀賞」は渋谷教育学園渋谷高等学校“おにぎり”、「優秀賞」は駒込高等学校“Rasalhague”が選ばれました。

「独立行政法人国際協力機構(JICA)賞」には、品川女子学院高等部“Likeme”(プラン名:ジェンダーバイアス×嗅覚~自分らしく、自分を好きに~)が選ばれました。
このプロジェクトは、ジェンダーバイアスを解消することを目的として、香りを媒体として自分の好みに向き合うものです。複数の香りを組み合わせることができるフレグランスミスト作成キットを考案し、自分だけの香りを作り、本当の自分とは何かを考えるものです。このプロジェクトは目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の達成に貢献するものであり、JICAは今後も応援していきます。

日本の高校生の問題意識や、社会課題を自分事として捉えた上で、実際に行動に移している様子には胸が熱くなります。 「みらい甲子園」での経験をぜひ将来に生かしていただくことを期待します。

JICAは、今後ともこのような取組を通じて、将来を担う若い世代との共創につなげていきます。

【画像】

表彰式の様子

【画像】

JICA賞受賞チームの皆様

【画像】

集合写真

【画像】

受賞チームとの交流