所長あいさつ

JICAケニア事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。

2024年、日本では元旦に能登半島を中心とした大地震が発生しました。

この地震による犠牲者の皆様に深く哀悼の意を表するとともに、被災者や事故関係者のみなさまにお見舞いを申し上げます。ここケニアからも多くの方々から応援と追悼の意をいただいており、被災地の復旧・復興を心よりお祈り申し上げております。

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さて、2023年には日ケニア外交樹立60周年を迎え、JICAケニア事務所はケニアのほか、エリトリア、セーシェル、ソマリアにおけるJICA事業を担当しており、それぞれの国家計画・戦略に沿う形で、所掌国の発展・開発を支援しています。現地での活動を通して、各国民の生活が向上し、社会がより良い方向に向かうよう、日々努力しております。

不安定な経済情勢、ウクライナ問題、気候変動、テロリズム、ウイルス感染の拡大、食糧危機など、現在我々は複合的危機に直面しており、この克服のため、価値観の相違や利害の衝突等を乗り越えた協力が求められています。これら国際的な協力による開発課題改善への期待を踏まえ、JICAケニア事務所は今後も、アフリカのニーズに応える開発協力を促進していきます。

そのためにも、民間企業、NGO、大学・研究機関等の開発パートナーとの連携を強化し、JICAがこれまで培ってきた経験に、新しいアイデアやイノベーティブな技術を取り込んで、より効果的な協力を探求していきたいと考えています。

2024年1月
JICAケニア事務所長
晋川 真