訓練所概要

青年海外協力隊は、1965年に当時の海外技術協力事業団(OTCA)の一事業として発足し、1974年、国際協力事業団(JICA)が発足した後も重要な事業の一つとして引き継がれ、今日に至っています。

駒ヶ根青年海外協力隊訓練所は1979年に開設され、当初、開発途上国での協力活動に取り組もうとする協力隊員の派遣前訓練を100名規模で実施していました。2007年からはシニア海外ボランティアも一緒に訓練を行うようになり、その規模は多いときで230名以上に及びます。

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また、長野県におけるJICA事業の総合窓口として、JICAボランティアの派遣前訓練のみならず、教育現場における国際理解教育、長野県内の各団体との連携行事の開催、講演会への講師派遣(JICA国際協力出前講座)、帰国ボランティア報告会、訓練所施設訪問の受け入れなど、市民の方々に広く国際協力を理解してもらうため、さまざまな事業を展開しています。

このような訓練施設は日本国内には駒ケ根市の他に、福島県二本松市の二本松訓練所があります。